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2022/12/17

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    6.5号機、そしてスマスロの導入が始まって、アップダウンの激しいスランプグラフを見かけるようになった。これはもう5号機時代と比べても遜色ないかもしれない。そこで、出玉の“波の荒さ”の指標となる「コイン単価」（設定1）に注目し、6.5号機&スマスロと5号機を比較してみた。

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    7月にサミーがリリース。コイン単価3.0円というと、5号機では「エウレカセブン2」や「攻殻機動隊S.A.C.」あたりが該当する。6.5号機やスマスロの中では荒いほうではないが、荒過ぎずマイルド過ぎないバランスのおかげか、スマスロ導入開始後も高稼働を維持しているらしい。

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    エキサイトが12月にリリースした「ニャル子さん」もコイン単価3.0円。懐かしいクー子の声や、自力感の高いゲーム性が一部ユーザーに評価されている。

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    藤商事が11月にリリース。コイン単価3.2円というと、5号機では「北斗 転生」や「ブラクラ2」などが該当する。6.5号機の最終兵器という売り文句は伊達ではなく、導入初日から万枚を達成した。

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    7月にSANKYOがリリース。コイン単価3.3円というと、5号機では「モンハン」や「サラ番」などが該当する。新システム「ケタ乗せ」と「カケ乗せ」を搭載し、なかなかの荒さを実現した。

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    エンターライズが8月にリリースした「新鬼武者2」もコイン単価3.3円。名機と謳われた5号機「新鬼武者」の演出・サウンドを踏襲している点や、CZのゲーム性などが評価されている。

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    サミーが12月にリリースした「幼女戦記」もコイン単価3.3円。メインATの出現率は1/636.8～1/491.6とかなり重いが、その契機となる擬似ボーナスである程度の出玉を確保できる仕様。

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    クロスアルファが7月にリリース。コイン単価3.6円というと、5号機では「凱旋」の4.0円には届かないものの、Hooah!で多くの打ち手を虜にした「スーパービンゴネオ」の3.7円が近い。低迷していたパチスロに「始まった」と言わしめた一台でもある。

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    大都技研（パオン・ディーピー）が12月にリリース。コイン単価3.3円で、6.5号機の「アクエリオン」「新鬼武者2」「幼女戦記」と並んだ。今のところスマスロの中では低めの値だが、「初代サラ番」を踏襲したゲーム性や打感が評価されているようだ。

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    山佐が11月にリリース。コイン単価3.4円というと、5号機では「蒼天の拳2」や「バジ絆」が該当する。大量獲得のトリガーとなるフリーズの瞬間はユーザーの心をとらえている様子。

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    オリンピアが11月にリリース。コイン単価は3.7円～4.0円と言われており、仮に4.0円なら5号機「凱旋」並み。上位ATの期待枚数は3000枚とされており、後述の「ヴヴヴ」と共に大暴れしている。

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    SANKYOが11月にリリース。コイン単価は圧巻の4.5円で、5号機の中でもトップクラスの「ハーデス」と同じ。スマスロの荒さは、まるで4号機のようとまで言われている。

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    ここからは今後リリース予定の新台のコイン単価も見ていこう。

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    12月19日にリリース予定。コイン単価は3.1円。「犬夜叉」に続くクロスアルファグループの6.5号機第二弾ということで、業界関係者からも期待されているようだ。「犬夜叉」と比べると大人しそうに見えるが、3.1円でもまずまずの荒さである。

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    ユニバーサルブロスが12月19日にリリース予定。コイン単価3.8円は犬夜叉を超えており、6.5号機の中では「シリウス」と「BOØWY」の4.0円に次ぐ値である。ちなみに5号機「沖ドキ!」のコイン単価は4.1円前後であった。

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    西陣（ダクセル）が2023年1月10日にリリース予定。パチンコの人気コンテンツがパチスロに初登場。コイン単価は3.0円で、「カバネリ」や「ニャル子さん」と並ぶ。

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    1月30日 or 2月6日にエンターライズからリリース予定。5号機名機「モンハン月下」の再来ということで、多くのファンから期待されている。コイン単価は2.8円で、「モンハン月下」の3.1円よりはややマイルド仕様。「カバネリ」のように、荒過ぎる台より少しマイルドな台を好むユーザーに歓迎されそうだ。

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    山佐ネクストが2月6日にリリース予定。コイン単価は2.7円で、前述の「アイスボーン」よりさらに0.1円マイルド。先代の5号機「戦国無双2」は2013年の登場だったので、実に10年振りの後続機となる。

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    サミーが2月20日にリリース予定。ラノベ原作の人気アニメが初の遊技機タイアップ。コイン単価は2.9円。このように、2月リリース予定の6.5号機は3円を下回るマイルド系ばかりなのかと思いきや……。

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    2月6日、藤商事よりリリース予定の「アリアⅡ」はコイン単価3.4円で、5号機「バジ絆」と同じ値。6.5号機で言うと、「犬夜叉」以下「新鬼武者2」以上という絶妙な位置である。さらに……。

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    3月6日にコナミアミューズメントよりリリース予定の「戦コレ5」は、なんとコイン単価4.0円! 現在判明している6.5号機の中では「シリウス」「BOØWY」と並ぶ最大の値。スマスロの「ヴヴヴ」や「バキ」とも十分張り合える荒さに仕上がっているのかもしれない。

    ちなみに、今後リリース予定のスマスロは、まだコイン単価が不明なものが多いのだが……。

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    京楽よりリリース予定の「にゃんこ大戦争」は、コイン単価が4円後半との噂。ゆるい世界観に似合わず、「ヴヴヴ」以上のおそるべき荒さである。

    6.5号機・スマスロはコイン単価3円台～4円台の機種が数多く出揃い、5号機時代とほとんど変わらない様相を呈している。来年は2円後半あたりの6.5号機も増えるので、遊びの幅が広がりそうだ。

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